不動産におけるキャピタルゲイン
不動産投資を始める前に知っておきたい!「キャピタルゲイン」とは?
資産価値が上昇して得られるキャピタルゲイン
キャピタルゲイン(売却益)とは、保有している資産の価格が値上がりすることによって得られる収益のことです。この資産とは土地や建物、株式や債券のなどの有価証券、絵画、貴金属、ゴルフの会員権などが含まれます。
一般的に、価格が変動するものを安く購入して、高くなった時に売却して得られる値上がり益をすべてキャピタルゲインといいます。
これに対して、高くなることを予想して購入した資産が値下がりしたところで売却してしまい、損失が出た場合はキャピタルロスといいます。
一方、資産を保有することで安定した現金を継続的に受け取ることのできる現金収入のことをインカムゲイン(運用益)といいます。
立地条件と適切な管理・運営がキャピタルゲインにつながる
戦後、日本の地価は長期間にわたって右肩上がりに上昇してきたため、キャピタルゲインを狙った投資手法で利益を得ることができました。土地を所有すれば大きな値上がり益が期待でき、キャピタルゲインをすぐに得ることができたのです。
しかし現在では土地の下落・低迷が続いており、余程の好立地でなければ地価の上昇は期待できません。
今、不動産投資をする上で大切なのは、立地条件が良い物件を購入し、適切に管理・運営をするということです。家賃収入であるインカムゲインの安定性や成長性、収益性が確かであれば、その土地や建物の価値は上がり、売却時に大きなキャピタルゲインを得られる可能性があります。
そうした好条件の物件を購入するためにも、土地の立地条件などに詳しい専門家などに相談しながら、不動産運用をされることをお勧めします。
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